海に沈める雑記

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ADHDの薬を飲み始めたら文章が書けなくなった

先月に現在通院している精神科で発達障害の診断を受けた。そして発達障害の治療薬*1であるアトモキセチンという薬を飲んでいる。

この薬を飲み始めてから変化したことがある。文章のアイディアおよび構成ができなくなった。

いままで「うわー!!!」と衝動的に文字を書いていた。それができなくなった。このネタを書こうと思っても長い文章にしようとすると画面の前で手が止まってしまう。ネタをちょうどいい感じに膨らませたうえで順序立てるということができなくなった。

今回この文章を書けるようになったのはネタをずっと温めて試行錯誤した結果であり、編集までにはかなりの時間がかかっている。

説明書には書かれていない副作用だが、どうやら時々みられる症状らしい。今後は試行錯誤しながら、スローペースでもいいので文章を書いていこうと考えている。

*1:あくまでも改善を目指すため、飲んでも症状が完全に治るわけではない

書く気力がなかった

 ここ2週間ぐらい更新していなかった。理由、ネタがなかった。

 いやネタがなかったというのは嘘で、ネタ自体は大量にある。眼科に行ったらアレルギー持ちがわかってしまった話とか、1冊の本を借りるのに2,000円使った話とか、酒を飲み過ぎて病院に遅刻した話とかいろいろとあるのだが、ネタをまとめる力と文章構成に力が全く入らなかった。就活と研究発表で脳が圧迫され、文章をひねり出す力が消えてしまった。

 どこかのネットで希死念慮が創作意欲の原動力になるとかいう話を聞いたことがある。一方で創作意欲を消す力は脳の大量のキャッシュと休みのなさだと思う。ここのところ休みはあったが気の休まらない状態だったし、キャッシュの多さはその通りだ。早めにどうにかしなければならない。だいたいのネタは寝かせておくと熟成するわけではなく、腐るか忘れ去られてしまうかだから。

面接での「なぜ多くの資格を取っているのですか?」という質問がつらい

就活が始まると必ずといっていいほど見かけるものに、エントリーシート(またの名を履歴書)がある。その中に大抵『資格欄』というものがあるのだが、この資格について、「なぜ4つも5つも資格を取っているのですか?」と面接で訊かれることが度々ある。

答えは簡単、ただの興味である。乱雑に興味の幅が広いせいで、書ける資格がいつの間にか増えていたのだ。それを上手いぐらいに言う方法が思いつかず、最初は適当に答えていたのだが、面接にだんだんと慣れてくるうちにそれなりの嘘がつけるようになってくる。専門科目以外に勉強したいからとかなんとか。

だいたい就活なんて2.5割本当の7.5割本当だから、嘘も方便なんだ。資格欄も何もかも。

締め切りに追われているときほど雑文を書きたくなる衝動

研究室の発表があるのだが、全く手についてない。

そもそも就活があまりにもつらいうえ、三寒四温の荒れた天気でメンタルもバチボコに崩れ、GWを無駄にメンタルの回復(という名のただの休み)に費やしていたところ、締め切りが目の前に来てしまっていた。さらに、自分はとても怠惰なので締め切りが近づかないとエンジンがかからないというのもある。

 

そんななかでこの文章を書いている。『テスト前になると部屋の掃除をしたくなる』あの謎現象と一緒で、頭に残っていていつか書こう(処理しよう)と思っていた文章に対するタスクを掃除したくなるに違いない。あのテスト前の現象も「先延ばし行動」の一環にて現れるらしく、セルフ・ハンディキャッピングとも呼ばれているとのことだ。まさに研究室の発表をしたくなくて先延ばしをしている状態なので、その可能性はあるだろう。というかそれだろう。

 

研究室の発表こと締め切りは金曜日の午前である。早くこの文章を書き終えて、今日から徹夜を考えつつ間に合わせようと思う。そして次回はこんな風にならないように計画的に……(以下無限ループ)。

不眠症の就活寝逃げ

徹夜の反動と現実逃避からの寝逃げで、気がついたら土曜日が消えていた。

原因は就活が行きづまったことにある。ここ数年と比較してコロナ禍が落ち着いたのもあってか、就活生を雇おうという気運はどうやら上がっているらしいのだが、それでも就活は厳しい。就活開始の早期化による勉強・研究活動への障害、コロナ禍が影響したことによる履歴書に書くことのなさ(特に大学生活で取り組んだこと)、人見知りコミュ障がどうしても突破しなければいけない面接活動などを鑑みると、ストレスは計り知れない。

そして、就活生を雇おうという考えがあっても、運が悪ければ落としてくるのである。がんばって書いたエントリーシートで切られることもあれば、頭が悪くて適性検査で落とされることもあるし、面接後から連絡が来ず、サイレントお祈り*1かます企業も本当にある。

就活を始めたころは、説明会を受けてエントリーシートを書くの繰り返しでほぼ毎日を耐えられていた。しかし、最近は2~3日就職活動を行うと1~2日休まないとやっていけなくなってきている。就活のスタートダッシュのアドバンテージが完全になくなってしまった感じ。もうここまでくると第一志望から早く内定をもらえるか、ストレスに耐え切れず失踪するかのチキチキ☆チキンレースをしている。

 

そうそう、就活のせいで、不眠症が悪化してしまった。

実は合計時間だけ見ると眠れていたりするのだが、入眠までの時間が長い(入眠障害)&寝た気がしない、夢ばかり見る(熟眠障害)&途中で何度も目が覚める(中途覚醒)のトリプルコンボ持ちなので、睡眠薬を飲まないと明らかにQOLが下がっていく。そして最近薬も効かなくなってきたのでしんどい。気持ちよく眠れない分を時間でカバーしているため、起きている時間もだんだん短くなっている。そして起きている時間が減ることで趣味への時間も減り、ストレスが溜まり寝逃げに走る。不眠症の過眠の完成。昨日はこれで完全に今週の土曜日を無駄にした。そしてなんなら日曜の午後、いまから寝れなくもなく、週末を無駄にしそうである。助けて。

*1:サイレントお祈り:不採用通知を行わないこと。不親切だと思うので正直やめてほしい。

懐かしい匂いと昔の記憶

お題「においをかいでふと思い出した記憶(めっちゃ短いエピソードでもぜひ聞かせてほしいです)」

 

1か月前、自分の部屋でダラダラしていたとき突然懐かしい匂いを嗅いだ。

それは、いまの前の前の前の……家に住んでいたときの、数年前に亡くなった家族の部屋の匂いだった。とてもいい香りなのだけど、何の匂いだかはわからない、懐かしい匂い。

その匂いをかいだとき、思い出が鮮明に脳内に溢れかえった。ベッドとオルガンと綺麗に並んだ服と、その他色々なものに囲まれていたが整理されている部屋。(当人がいないときにこっそりと)遊びに行ったこともあった。部屋に直通の、歩くとギシギシ鳴るベランダで遊んでいたこともあった。家族に怒られたときは腹いせに何度も部屋を荒らしたこともあった。大変迷惑な話である。その節は申し訳なかったと思う。本当にすみません。

そんな記憶が一気に蘇ったものだから、本当にびっくりした。しかもかなり前の記憶だったので、もうすっかり忘れていたものだと思っていた。ああ、覚えているものなのだと少し安堵した気持ちもあったと思う。明確にはわからないし、通常なら参照できないどこかに、いま思い出せない記憶が残っている場所があるのだと。

 

今考えても、そのときは窓も開けておらず、ちょうど換気もしていないタイミングだったので、なぜ突然匂いがしたかは全くわからない。でも、有意義で不思議な体験だった。

 

誰もいない院部屋から-4月初旬の大学院

日曜。

普段なら深夜まで明かりが煌々と点いているどこかの研究室も今日はどうやらお休みのようで(そんなことはなかったようで後で人がいたことに気がついたし、何なら深夜25時になっていても電気がついていたのを確認した)、今日はいつもより大学棟が静かだ。

ホワイトな研究室所属なので、日曜は大体誰もいない。もちろん発表直前や、修論・博論の締め切りが迫っているときは土日も休まず実験や執筆に来る人もいるが、今はまだ4月、むしろそういうのはまだ縁遠い。

院のほうは顔見知りが多く、大体素性もわかっている人が多いため、騒がしいことは大体ない。さすがに4年以上も大学にいれば色々と慣れているからだ。内部院進であれば、変わるのは講義の内容と学籍番号と席とあとなんやかんやぐらいで、大学入学に比べれば大きく変わることはない。むしろ研究室に初めて入る学部3・4年生のと、私のような大学院修士2年生以上は互いに顔を知らないということのほうがよくある。実際に私が「誰……?」と思っている4年生はざらにいる。ゆるして。

 

 

※投稿日は水曜ですが、書き始めた日が日曜なのでこの記述になっています。