海に沈める雑記

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大学n年生ともなれば新入生が眩しく見え、体の衰えを感じる

図書館の本を返却しに大学に行ったところ、しわの少ないスーツを着、黒い鞄を持った人々がおり、そういえば今日は弊大学の入学式だったことを思い出した。一緒に入学式に参加したのであろう家族と正門前や入学式のパネルの前で写真を撮る姿を傍から見て、感慨深く感じた。

 

もう何年前になるか、片手で数えてあーこのくらいかな、ぐらいの年数を過ごしてしまった私にとっては、新入生が若々しく見える。

大学生は若い存在、と思われるかもしれないが実はあまりそうではない。もちろん個人差があるだろうが、21歳にもなればどこかしかに支障が出てくる。例えば、徹夜がきつくなる、脂っこいものがちょっとつらくなる、など。

さらに、卒業研究が始まる3~4年生、理系または忙しい文系となれば毎日のように実験に分析に発表に論文作成に追われ、院進(大学院に進学すること)する人はその勉強や発表練習などに追われる。就職する人は就活に追われる。今までのような「テスト前にのみがんばればいい」という短距離走的思考が効かなくなり、締め切りに向けてある程度の結果を出すために計画して何かを行うという長距離的思考が重要になってくる。

結果が計画的にしっかり出て、定時に帰れれば全然問題なく卒業研究なりは終わるだろう。しかし、なかなかそうはいかない。実験でうまくいかないことなんてよくあるし、予定より大幅に遅れることなんてざらである。実験機械やパソコンが壊れ、発表までに準備が終わらない。就職したら研究より楽でした!という先輩も何人か聞いたこともある。そのくらい大学生活はハードで、予定調和なんてない。結果、体に不和が出る。風邪は引くし、頭は痛く、なんとなくだるいし、熱っぽいし、おなかは痛いし、などなど。

こんな感じで、年齢という不可逆的な成分と忙しさという成分を追加し、大学3年生以上(特に4年生以上)は体の衰えをすごく感じるのである。ずっと大学生は若いというわけではないのだ。

 

新入生には読んでほしくない文章になってしまった。もし今年大学に入る方がいらっしったら、この文章は忘れて、楽しい大学生活を謳歌してください。それと、体調は大事にし、もしつらくなったら気軽に病院や大学の保健管理センターに相談してください。